“無料媒体”と”有料媒体”を使ったランディングページ(LP)へのアクセスの集め方!!




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“無料媒体”と”有料媒体”を使ったランディングページ(LP)へのアクセスの集め方!!

 いよいよここからは、実際にどのようにしてアクセスを集めていけばいいのか解説していきます。ランディングページにアクセスを集める方法は、大きく分けて2つあります。お金を使ってアクセスを集める方法と、無料でアクセスを集める方法です。

 ランディングページにアクセスを集めることによりフロントエンド商品に興味を持った人が登録していきます。登録されてはじめて、ターゲット属性のリストを取得することができます。

 

 ターゲット属性のリストが取得できれば、今までのようなお客様を待っているだけの状態ではなく、こちらからメールを送りながら販売するというプッシュ型の提案ができるようになります。ここでは、無料で集める方法と有料で集める方法の2つをすべて解説します。

 そして今後は、この集めた見込客リストに対して更に情報を与え続けながらバックエンド商品をセールスしていきます。

 

ひとつの集客媒体に依存しない集客方法とは!?

 この一連の集客の仕組みは、最初にアクセスを誘導する媒体が無料媒体であれ有料媒体であれ、基本的に、ランディングページに誘導した後はもう集客媒体に依存しません。

 つまり、ブログやフェイスブック、ツイッターなどの無料で利用できる集客媒体が仮になくなってしまっても、それ以前に取得した見込客リストはずっと手元に残るだけでなく、新しい集客媒体を使って同じようにランディングページを紹介しながらまた見込客リストを集め続けることができます。

 今後、フェイスブックやブログに変わる新しい無料サービスが台頭したら、そのサービスの運営側に立った視点で媒体を作っていけば、どんどん新しい見込客リストが増えていきます。

 

 これはSEO対策に左右されることもなく、また集客さえできればそれ以降のステップはすべて自分のところで完結できるという非常に応用度が高い集客方法になります。ひとつの集客方法に依存しないのが、この仕組みの最大のメリットです。

 

 

“ブログ”を読んでいるユーザーをターゲットに集客する

誰でも手軽に始められるブログの活用方法

 ブログとはウェブログ(WEBLOG)の略称で、ホームページ制作の専門知識がなくても手軽にインターネット上で日記などを更新したり、自分の写真などを掲載できるシステムの総称です。現在、さまざまな会社によってブログサービスが提供されています。ブログは基本、無料で使う事ができます。

 代表的なブログサービスとして、Seesaaブログ、FC2ブログ、アメーバブログ(アメブロ)などがあります。実際に私が使ってみた個人的な感想を書いておきますので参考にしてください。

 

 ブログのデザインは、カラムと呼ばれるパーツで全体の枠が構成されています。記事が投稿される場所をメインカラムと呼びます。それに対して、ブログのメニューなどが表示されるメインカラムの右側や左側をサイドカラムと呼びます。

また、ブログの構成には1ページだけのブログは1カラム、片側にメニューなどがある2カラム、両側にメニューなどが並んでいる3カラムなどがあります。まずはこのカラムという構成を覚えてください。

 

 それではブログを使った見込客リストの集め方の手順について解説します。まずブログを開設します。そして毎日記事を投稿しながら、記事の最後にランディングページへのリンクを貼って誘導します。

 

ブログは”見込客リストの属性”を意識したテーマで記事を書く

 ブログのテーマを決める際には、集めたい属性の見込客リストに対して興味がわいてくるテーマが理想です。とはいっても、細かく属性を絞り込む必要はありません。

たとえば「カメラ性能を最大限に引き出したGo pro並みに躍動感溢れる4K写真の撮影テクニック」というプレゼントを配りバックエンド商品でカメラを販売したい場合には、ブログのテーマは新製品のカメラの商品レビューや機能紹介、基本的な撮影方法など、同じカメラ関連でも広い範囲を対象としたテーマにします。

 

必ずランディングページへの”リンク”を追加する

 記事の最後に書くランディングページにリンクする誘導文章は、テキストで何パターンか作っておき、記事の内容に合わせて使い分けながら貼っていきます。文章は必ず2人称、つまり「あなた」という視点で書いてください。

また、なるべくその上にあるブログ記事の流れにそったテキストのほうが望ましいのですが、投稿した記事のテーマとランディングページとの関連性がまったくない場合は、「そういえば」「ところで」という接続後を使うことで違和感なくプレゼントに誘導できます。

 

 また、リンク先は直接ランディングページに飛ばすのではなく、プレゼントについて解説したブログ内の記事を1つ作り、そのページにリンクするようにしてください。

 というのも、毎回ブログ記事ページからランディングページに飛ばしていると、発リンク(自分のサイトから相手のサイトに飛ぶリンク)が増えてしまいSEO対策的にあまりよくありません。

ブログではさまざまなニッチキーワード経由でアクセスを集めるのでSEO対策をきっちりする必要はないですが、それでもSEO的にマイナスになるようなことをあえてする必要もありません。

直接ランディングページに飛ばすのではなく、プレゼントについて説明されたブログの記事ページを作り、そのページにランディングページへの誘導リンクが1箇所だけある形のほうが、同じURLへのリンクが複数個あるブログよりもSEO的に有利とされています。

 

 ブログタイトルをつける際に、この場合では「カメラ」に興味がある人が読みたくなるようなブログタイトルにします。また、記事部分だけでなく、ブログのサイドカラムにもプレゼントの画像などを貼ってランディングページに誘導します。

この場合も同じように、プレゼントについて説明されたブログ内の記事ページに飛ばしてください。

 

複数のテーマで記事を書く場合は必ず”ユーザーの属性”を意識する

 基本的に、ブログは毎日投稿したほうがアクセスが集まります。ただ毎日投稿していると、このケースの場合はカメラの紹介だけではネタ切れになってしまうので、集めたい属性が興味がある「他のテーマ」で記事を投稿します。

「カメラ性能を最大限に引き出したGo pro並みに躍動感溢れる4K写真の撮影テクニック」というプレゼントならカメラに興味がある「男性」とターゲットを想定しますが、今度はそのカメラ好きの男性が興味を持つであろう他のテーマを調べます。

たとえばお酒や車、ゴルフなどですね。ネタ切れのときは、この内容でも記事を書いていきます。

 

 たとえば、お酒の記事に目がとまってたまたまアクセスしたユーザーが、そのブログのカメラ記事を読んで昔カメラにハマっていた頃を思い出し、「そういえばまたカメラが欲しいな」という潜在ニーズを掘り起こすことができます。

属性は同じでも興味の範囲を広げることにより、今この瞬間にカメラが好きな人を集めるだけでなく、カメラに興味を持つかもしれない多くの見込客を獲得することができるのです。

 

 このようにブログを使ってアクセスを集めるためには、ターゲットが興味あるテーマ全般まで範囲を広げ、潜在ニーズを掘り起こしていくのがポイントです。その記事を書く際の文字数は、できるだけ1記事あたり1000文字以上書くようにしてください。

また、文字装飾(太字や赤文字など)や写真や画像を使って読みやすくする工夫も必要です。

 

「相互リンク」や「ランキングサイト」を利用してアクセスアップする

 他にもブログにアクセスを集める要素として、他のブログと相互リンクをお願いしてリンクをもらったり、ブログランキング経由で集める方法があります。

 ブログランキングで上位にランクインするとアクセスがたくさん集まります。この場合は、まずブログランキングに登録して、自分のブログ専用のランキングタグを毎回の記事に埋め込みます。そして毎回の記事で「このブログは今何位なのか確かめてください」とクリックを促すことで、徐々にランキングは上がっていきます。

 

■人気ブログランキング(http://blog.with2.net/)

(650×)人気ブログ

▲3000以上のカテゴリがあり、それぞれのランキングで上位になることでアクセスも集まる。IN(ブログからランキングサイトに来たアクセス)とOUT(ランキングサイトからブログに行ったアクセス)の2つの要素があり、INの数が多ければ多いほどランキングが上がる。

 

 

 

 

 

“Facebook(フェイスブック)”を利用しているユーザーをターゲットに集客する

 フェイスブック(Facebook)とは、世界中に約10億人ものユーザーを持つ世界最大規模のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です。フェイスブックは13歳以上であれば誰でも無料で利用することができます。フェイスブックの特徴は本人の顔写真、実名での利用が義務化されている点です。

 この実名義務化により、フェイスブックは主に直接面識がある友達間での交流が多く見受けられます。つまり、フェイスブックは単なるインターネットのみの交流が目的ではなく、現実の交友関係にある人たちとインターネットを通じて交流することを主眼としたSNSであるといえます。

それが理由かどうかはわかりませんが、友達は最大5,000人までという制限もあります。

 フェイスブックには大きく分けて3つの投稿画面があります。自分の投稿だけが表示される「マイページ」、そして共通の趣味や娯楽など、興味がある人だけが集まり自由に投稿できる「フェイスブックページ」、最後に特定のメンバーだけしか投稿を見ることができない「グループ」です。

 フェイスブックには「友達」という機能があり、友達登録を申請して相手に許可されると友達関係になり、その友達の投稿が自分のタイムラインに表示されるようになります。実際の交友関係がなくても友達申請を相手が許可すれば友達関係になります。

 

 フェイスブック最大の特徴が「いいね!」と「シェア」機能です。「いいね!」とは、その投稿が良かったということをワンクリックで気軽に相手に伝えることができる機能です。「いいね!」と書いてあるボタンをクリックするだけで「いいね!」が完了します。

「いいね!」をつけると、その「いいね!」をした人数と名前が表示されるため、その投稿がどれだけ反響があったのか一目でわかります。

 

 「シェア」とは、その投稿を自分のマイページに転載させる機能です。心に残った投稿や自分の友達にもぜひ見てほしい投稿などを「シェア」することで、広く拡散させることができます。「シェア」するためには「いいね!」の横にある「シェア」というリンクをクリックするだけで完了します。

また「シェア」では自分の感想と一緒に投稿することができるため、高い拡散効果があります。

 

 フェイスブックを使った集客では、この「いいね!」と「シェア」の2つの機能を効果的に使う事により、一気に拡散させることができます。フェイスブックを使った集客方法を主に次の3つがあります。

 

・マイページを使ってランディングページへ誘導する方法

・フェイスブックページを使ってランディングページに誘導する方法

・グループを使ってランディングページに誘導する方法

 

“マイページ”を使った集客方法

 フェイスブックのマイページを使ってランディングページに誘導する場合、友達の多さに比例してアクセスは増えていきます。現在友達の上限は5,000人までになっているので、理論上は毎回の投稿をするたびに最大5,000人に見てもらう事ができます。ただ実際にはすべての友達の投稿が見れるわけではありません。

 マイページからランディングページに誘導するためには、マイページにランディングページへ誘導する文章を書いて投稿するのですが、いわゆる広告っぽい誘導文章ではほとんど効果はありません。またフェイスブックでは商用利用を禁止しているので、露骨に広告っぽい文章は避けましょう。

フェイスブックでは基本的にリアルの「友達」が見ていることが前提なので比較的プライベートな投稿が多くなります。そのためランディングページに誘導する広告めいた内容ばかりを毎回投稿したのでは、友達に対して迷惑行為になってしまいます。

マイページを使ってランディングページに誘導する場合は日々の出来事を写真付きで投稿しつつ、たまに「こんなプレゼントがありますよ」という形にしてランディングページに誘導するようにします。

もしくは日々の投稿の下のコメント欄にブログと同じように「そういえば」「ところで」などの接続後を使い「そういえば今これが無料でもらえます」といった誘導文章を書くことで注目されるやり方もあります。ただしこれは頻繁に書くと煙たがられるので注意してください。

 

 フェイスブックへの投稿は「今何をしているか?」といったリアルタイム投稿が基本です。そして写真があるほうが「いいね!」が増える傾向があります。ですからパソコンから投稿するよりはいつも写真を撮っているケータイやスマホから投稿するほうが断然便利で速いし何より「いいね!」が集まりやすいのです。

 

 ランディングページへの誘導文章はあらかじめケータイやスマホにコピーして保存しておき、写真を投稿するときに一緒に貼り付けるなどして作業を簡略化してください。フェイスブックの投稿はできるだけ移動中や待ち合わせなどの隙間時間にするのが効率的です。

 そしてあなたの投稿に「いいね!」をしてくれたりコメントを書いてくれた方には、お礼を兼ねて相手の投稿にも「いいね!」をしたりコメントをしてください。すると、あなたが押した「いいね!」やコメントを見た相手の友達が、さらにあなたのページに集まってくるので高い波及効果が見込めます。

 

 マイページからランディングページに誘導する場合は、不自然にならないようあくまでも日常の投稿をしながらその合間で誘導する形にしてください。広告ばかりを連発しているような投稿をしているとすぐにブロックされたりアカウント停止にされてしまいます。

 

“フェイスブックページ”を使った集客方法

 フェイスブックページを使って誘導する方法の考え方は、ブログの集客方法と基本的には同じです。まずあなたが集めたい属性が興味あるようなテーマでフェイスブックページを作成します。そしてそのテーマに沿った投稿をしていきます。

マイページの投稿と違う点はその投稿内容が作成したフェイスブックページのテーマに沿った内容であることです。またフェイスブックページを使った集客では、ネタがないからといってブログのように投稿するテーマを広げすぎてはいけません。

フェイスブックページの特性として同じ興味を持つ人同士がプライベートな空間を共有するという雰囲気があるため、フェイスブックページではブログのようにテーマを広げるのではなく、できるだけ専門的に絞ったほうが逆に人が集まりやすくなります。言い換えればマニアックな内容です。

 

 たとえば、カメラ好きな属性を集めるために写真のフェイスブックページを作るとします。この場合、カメラという広い範囲ではなく、同じカメラでも一眼レフだけに絞ったテーマにして、一眼レフを持っている人を対象としたページにします。

そして一眼レフカメラの性能の解説や使い勝手を投稿したり、一眼レフで撮影した写真をアップしたりすることで、対象は狭くてもその分、本当に興味ある人だけの集まりを作ることができるためかえって盛り上がります。

 また交流が主な目的であるというフェイスブックの特徴を活かして、写真をただアップしていくだけでなく、一眼レフを持っている人同士で自分が撮影した写真を投稿し合うといったギャラリー的な要素を盛り込みます。

こういった投稿型のフェイスブックページになれば、一方向の情報発信の状態から、みんなで情報を発信し合いながら交流するといった双方向のコミュニティーになります。

 お互い好き者同士が投稿し合っていると投稿数がどんどん増えて盛り上がるため今度はその投稿を見た人が「いいね!」をしたり自分のマイページにシェアしたりするのでさらに広がっていきます。

 

 前述したように、フェイスブックは実名で交流しているため、広告的な要素を多く含んだりスパムなどの迷惑行為を極端に嫌う傾向があります。

ランディングページへの誘導はブログのように毎回の投稿に記載するのではなく、フェイスブックページトップの説明箇所にランディングページへのリンクを貼ったりフェイスブックページの「いいね!」を押すことでプレゼント申込みフォームが表示されるスクリプトを導入して見込客リストを集める方法もあります。

またクーポン機能を使って期間限定的に紹介する方法もあります。

 クーポン機能とはフェイスブックページに「いいね!」の数が一定数以上集まると使える機能で、もともと居酒屋などが期間限定で生ビール無料券などを配って集客するような使われ方をします。そこで同じように「期間限定でプレゼントをします」という形でランディングページに誘導できます。

 

 クーポンを使うとタイムラインに投稿されるだけでなく、今までそのフェイスブックページに「いいね!」を押したことがあるユーザー全員にメールなどでも直接案内することができるので高い反応が見込めます。

このようにフェイスブックページを使った集客方法では、お互い趣味が共通する人同士が投稿し合う双方向型のコミュニケーションページにして、できるだけたくさんの「いいね!」を集めることが大切になります。

 

 フェイスブックページにアクセスを集める方法はマイページの投稿のように投稿を見た人が「いいね!」を押したり「シェア」することで拡散していきますが、そもそもその投稿を見てくれる人を増やす方法としてフェイスブック広告を使う方法があります。

フェイスブック広告はフェイスブック画面の右側に表示される広告で、どんな人に表示させたいのかを細かく設定するこtができるようになっています。

 たとえば20代の日本に住む独身女性のみに表示させることも可能です。またフェイスブックページはその投稿内容も専門性が高くなる傾向があるため、検索エンジンで上位表示されやすい傾向があります。

 

■facebook for business(https://ja-jp.facebook.com/business/products/ads)

(650×)facebook

 

“グループ”を使った集客方法

 フェイスブックにはフェイスブックページ以外にもグループという機能があります。フェイスブックページは誰でも投稿したり、「いいね!」をすることができるのですが、グループはそのグループに参加している人や管理人、または許可された人などごく限られた人しか投稿できないようになっています。

そのため非常に匿名性が高く、主に現実に友好関係がある限られたメンバーだけが交流するサークルや同窓会、また会社の連絡網などに利用されます。

 

 グループの設定にはメンバー以外投稿はできないが参加メンバーと投稿が公開される「公開」、参加メンバーとその投稿は一切他の人には表示されない「秘密」があります。

 このグループを活用した集客方法として、属性が一致している「公開」されているグループに参加申請をして、管理者の許可を得て無料プレゼントを投稿する形でランディングページに誘導する方法と、自分で「非公開」グループを作成してマイページから見込客を招待し、その中で同じように「こちらを無料でプレゼントしています」という形でランディングページに誘導する方法があります。

このグループを使った集客は主に飲食店の割引券、エステサロンの無料体験などの実店舗への集客を目的としたプレゼントのほうが反響が高い傾向にあります。

 

相手へのプライバシーを配慮し”プライバシー機能”を有効に活用する

 フェイスブックは基本的に、実名での登録を規約で義務付けているため、プライバシーの設定がとても充実しています。たとえば自分の投稿を全体ではなく友達だけにしか見せたくないという設定や、友達の中でも特定の人だけに表示させる、また逆に特定の友達には表示させないという設定などがあります。

 このようなプライバシー機能をうまく使うことで、日常の投稿は全体に表示させるが、ランディングページに誘導させる広告的な意味合いの強い投稿は身近な友達には表示させないといった使い分けが可能になります。

 

 

“Twitter(ツイッター)”を利用しているユーザーをターゲットに集客する

「140文字」でつぶやく相互コミュニケーションサービス

 ツイッター(Twitter)とは、自分の近況を140文字以内でツイートする(つぶやく)ことで、そのツイートを登録しているユーザー同士が情報を共有できる相互コミュニケーションサービスです。

 

 ツイッターには大きく分けて、自分のページに140文字以内で発言をする「ツイート」と、相手の発言を自分のページに転載する「リツイート」という2つの機能があります。

興味ある相手のツイートを自分のタイムラインに表示させるように登録する行為を「フォロー」機能といい、自分のツイートをフォローしてくれている相手のことを「フォロワー」といいます。

 そしてこのフォロワーの数が多ければ多いほど、ツイッターでは影響力を持っているということができます。つまり、フォロワーがどれだけ多いかによってツイートしたときの影響力が変わってきます。

 個人的には1万人以上のフォロワーがいれば、ある程度の影響力を持っている媒体であるといえると思います。

 

Twitterでの集客方法

 Twitter(ツイッター)を使った集客方法では、基本的にフォロワーを増やしながらランディングページに誘導する言葉をツイートしていきます。

その際に毎回ランディングページへの誘導文言をツイートし続けたのでは「この人、毎回広告ばかりじゃないか」とフォロワーに嫌われてしまうので、基本は毎日の出来事や話題のニュースに対する意見などをツイートしながら、たまにランディングページへの誘導をツイートする形が理想です。

 

 フォロワー数を増やすためには、まず最初に相手をフォローします。そしてフォローした相手に「相互フォローをお願いします」とメッセージを送ると、おおよそ2割から3割くらいの割合でフォローしてくれます。これを繰り返しながら徐々にフォロワーを増やしていきます。

もしこちらがフォローしたのに相手がフォローしてくれない場合は、その人のフォローを解除してまた新しい相手にフォローをお願いします。これは、フォローする数が200人を超えると、それ以上は一定数のフォロワーがいないと新たにフォローできなくなるためです。

 なお、フォロワーを増やしている間のツイートではランディングページへの誘導は行わず、日々の出来事や写真などを投稿するようにしてください。フォロワーを増やしている過程でランディングページにばかり誘導していると、広告ばかりをつぶやくつまらないアカウントだと思われ相互フォローをしてもらえません。

 

■タイムラインとフォロワー数

(650×)タイムライン

▲右側が自分のタイムライン。フォローしている人のツイートがリアルタイムで表示される。自分のツイートはフォロワーのタイムラインに表示されるため、フォロワーの数が多いほど、拡散効果は高くなる。

 

 Twitter(ツイッター)の内容は、ブログやfacebook(フェイスブック)のように集めたい属性のジャンルにこだわる必要はありません。もともとツイートとは「つぶやく」という意味なのでほとんどのTwitter(ツイッター)ユーザーは日々の何気ない出来事に関する内容を無造作にツイートしています。

 ツイートする内容で反響が見込めるのは、今話題のニュースに対する一言コメントや、野球やサッカーなどスポーツの実況中継、または偉人の格言やお笑いネタなどです。もちろん、日々の出来事で感動したことやちょっとした気づきなども反響があります。

 

 反響があるツイートはリツイートされます。リツイートとはfacebook(フェイスブック)でいうところのシェアと似ています。フォローしている誰かのつぶやきをリツイートすると、自分のタイムラインにその内容が表示されます。

自分のタイムラインに表示されることで、自分をフォローしている人、つまりその投稿をした本人をフォローしていない人にも表示させることができるので、大きな拡散効果が見込めます。

 災害時にTwitter(ツイッター)が社会現象のひとつになったのも、このリツイートによる拡散効果によるところが大きいです。「お!」と思ったツイートがあれば、どんどんリツイートしていきましょう。

 

「相互フォロー」でフォロワーを増やすのは1万人まで

 相互フォローする目的はお互いフォロワーを増やすことであるため、この段階ではフォロワーが増えてもほとんどツイートを見てくれません。つまり、ランディングページには結びつきません。

 しかし、まずは相互フォローによって見た目のフォロワー数を増やすことが、Twitter(ツイッター)で影響力がある媒体を持つためには欠かせない行程です。見た目のフォロワー数が多いことで「お、何か凄そうだな。フォローしてみよう」とフォローすることが目的の新しいフォロワーが増えていくのです。

このフォローすることが目的のフォロワーを増やすために、まずは1万フォロワー数を目指してコツコツと媒体を育てることが大切です。それ以降は、ツイートをしていれば勝手にフォロワーが増えていきます。

 

 フォロワー数が1万人を超えたあたりから、徐々に日々のツイートの中に「これけっこう参考になりました♪http//www.×××××.com」のように日々の出来事の一部としてランディングページを紹介していきます。

 

 

 

 

 

“有料の広告”を使ってユーザーに伝える

 ランディングページにアクセスを集める方法として、ブログやfacebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)などの無料媒体を使う以外にも、有料媒体つまりお金を払い広告を使って見込客リストを集める方法もあります。

インターネット広告はそれこそピンからキリまでありますが、一般的な各広告媒体の特徴や価格、効果を紹介するので参考にしてください。

 

メルマガ広告(メールマガジン)

 メルマガ広告とは、メールマガジン内に表示されるテキスト広告です。あなたのランディングページのリンクを含んだテキスト原稿を送り、発行者に配信してもらいます。メルマガ広告は読者のメールボックスに直接情報が届くため、属性が一致したジャンルのメルマガであれば非常に高い反応が見込めます。

 

 メルマガ広告を選ぶ基準は、メルマガのフッターやヘッダー部分の広告ではなく、号外メルマガとして紙面全体を使えることです。また、発行者が毎日配信していることも押さえておくべきポイントです。

たまにしか配信されないメルマガは一見高い反応が見込めると思いがちですが、読者がすでに離れているケースも多いからです。逆に、毎日配信しているメルマガは読者の購読率も高く、また発行者自身も日々読者を増やす努力をしているため、結果として反応が高くなります。

 メルマガ広告の費用のおおよその目安は、5万部から10万部のメルマガ号外配信1通で約15円から30万円くらい、クリック測定で1%から5%くらいあれば反応が高いといえます。

5万部なら500から2500クリック、10万部なら1000から5000クリックというところでしょう(数値は一般的な目安であり実際には属性やジャンル、ランディングページやプレゼントの内容によりクリック数は大きく変わります)。

 メルマガ広告を選ぶ際のポイントは、配信部数よりもクリック率、そして号外配信として紙面全体を独占できるかどうかです。また、メルマガ発行者のコメント付きで紹介されるとさらに大きな反響が見込めるので、オプションで発行者のコメントがある場合はそれも一緒に申し込んでください。

号外メールの配信時間もこちらで指定できれば理想です。

 

 たとえば、集めたい属性が主婦であれば家事が一段落する平日の日中に配信したり、会社員であればメールをチェックしやすい通勤電車内の早朝か帰宅後の夜に配信するなど、集めたい属性の生活リズムを調べて配信するだけでまったく反応が違います。

メルマガの号外広告の文章はこちらで書いて発行者に送りますが、メルマガの原稿は専門用語やわかりにくい表現は極力避けてください。また、メルマガは書籍のような紙のページを横めくりで読んでいく形ではなく、まぶしいモニターに表示される文字を下にスクロールしながら読んでいきます。

そこでマウス操作でスクロールしても読みやすいように行間を適度に空けつつ、改行をしながら書いていきます。ランディングページのリンクは原稿の最後に設置します。

 

 最後に、メルマガ広告でもっとも大切な要素は件名です。この件名がメルマガ広告の反応のすべてを担っているといっても過言ではありません。というのも、読者は一般的に複数のメールマガジンを購読しています。そのため、メールボックスはさまざまなメールで溢れているはずです。

 件名が目立たずに他のメールに埋もれてしまうと、そもそもメール自体を開封してもらえません。件名を作るにはまず原稿を書いて、その原稿を読みながら件名をいくつか作ってみてください。件名に読者名が挿入できる場合は必ず挿入します。

 

 そして、どのメルマガに広告を出せばもっとも効果があるのか調べる方法です。インターネット上にはメルマガ広告を一括配信するサービスもありますが、あまりお勧めできません。

なぜなら、費用対効果の出るメルマガ広告を出したければ、その配信先を一括配信業者に任せるのではなく、自分ならどのメルマガに出したいのかをしっかりリサーチする必要があるからです。

 まずは読者として購読して「このメルマガにうちの広告を出したい」と思うメルマガに直接依頼するのがよい方法です。また、メルマガ広告は定期的に配信すると効果が大きくなっていくため、可能であれば数回分まとめて発注して料金の割引交渉をしてコストを抑え、利益を増やしていきます。

メルマガ発行者との広告交渉は、メルマガの発行部数によってその料金が大きく変わってくるため、発行部数の不正ができない「まぐまぐ」などを参考に選定するとよいでしょう。

 

■まぐまぐ(http://www.mag2.com/)

(650×)まぐまぐ

▲日本最大級のメールマガジン発行スタンド。3万誌以上のメールマガジンが無料で購読できる。メールBOXに届いたメルマガをそのまま返信すれば発行者に届くようになっている。

 

懸賞広告

 懸賞広告とは、豪華景品や現金が当たるくじなどができる代わりにメールアドレスなどを入力して、その見込客リストを広告のスポンサーに譲渡する広告です。

 スポンサーは、この譲渡された見込客リストを使ってメールなどを登録者に送ります。懸賞広告はたくさんありますが、ほとんどの登録者がスポンサーのメールを読むことが目的ではなく、懸賞に応募する目的で利用しているため、取得した見込客リストの反応は極めて低い傾向があります。

ただし、1リストの単価が安いのがメリットなので、最初に発行部数を多くして見た目を大きな媒体にするためという割り切った使い方であれば価値があります。

 

バナー広告

 バナー広告とは、Webサイトに張られている画像広告です。静止画や一定のパターンで動くGIFアニメ画像などがあります。かつてはとても反応があった広告ですが、今ではよほど有名な巨大ポータルサイトに貼らない限り、ほとんど効果は見込めないのが実情です。ということで、今回の集客方法ではお勧めしません。

 

リスティング広告

 リスティング広告とは、Yahoo!やGoogleの検索結果ページに表示される広告でPPC(Pay Per Click)広告とも呼ばれています。大きく分けてYahoo!の検索結果に表示されるYahoo!プロモーション広告、Googleの検索結果に表示されるAdWords(アドワーズ)広告の2つのリスティング広告サービスがあります。

 

■Yahoo!プロモーション広告(http://marketing.yahoo.co.jp/service/promo/)

(650×)Yahoo

▲Yahoo!の検索結果に表示されるリスティング広告。一般的にYahoo!検索を利用するユーザー層は比較的初心者が多いと言われている。

 

■Google AdWords広告(https://www.google.co.jp/adwords/)

(650×)Google

▲Googleの検索結果に表示されるリスティング広告。Google検索を利用するユーザー層は比較的パソコンに慣れた人が多いと言われている。

 

 リスティング広告の大きな特徴は、ユーザーが検索する際に入力したキーワードにマッチした広告が表示されるため、集めたい属性に対してその検索結果にダイレクトに露出ができる点です。

 また、バナー広告のように設置するだけで費用が発生するのではなく、クリックした分だけ費用が発生する仕組みなので、表示される分にはお金はかかりません。必要最小限のコストに抑えることができます。

 

 リスティング広告は当然、検索結果の上位に表示されればされるほど効果がありますが、この表示される順位はコンテンツの内容や1クリックあたりの支払い単価、キーワードとのマッチング率などにより総合的に決まります。

ランディングページと設定したキーワードとの関連性がなかったり誇大表現などが認められると、検索できなくなったり他の入札者よりも高額なクリック単価を請求される場合があるので注意が必要です。

 

■Yahoo!プロモーション広告の表示例

(650×)Y!表示例

▲広告が表示される箇所は検索結果上部分と右横部分。検索結果の上部分の表示スペースのほうがクリック数が多いため単価は高くなる。

 

■Google AdWords(グーグルアドワーズ)広告表示例

(650×)G表示例

▲基本的に上位のほうが単価は高くなるが、上位に表示されなくても広告タイトルがターゲット属性に響く文章であればクリックされる。

 

“リスティング広告”を使って検索エンジンを使用しているユーザーに情報を伝える

 リスティング広告を使った情報の伝え方は、まず伝えたいターゲット属性が検索しそうなキーワードを指定し、そのキーワードを入力した検索結果に表示される誘導文章を入力します。

 その文章をクリックすると、ランディングページにジャンプする仕組みです。このリスティング広告は慣れれば毎月決まった広告費用で売上が見込めるため、とても利用度の高い広告といえます。

しかし、安定した利益が出るようになるにはさまざまな広告文章やキーワード、複数のランディングページを使ながら検証しなければならないため、ある程度の費用と期間が必要です。

 

“広告キーワード”の調べ方

 最後にリスティング広告で入札するキーワードの調べ方です。

 最初に、対象となる属性が検索しそうなキーワードをすべて書き出します。その際に、単一キーワードではなく複合キーワードを書き出すようにして下さい。

 

 複合キーワードとは、たとえば「ダイエット」が単一キーワードであるのに対して、「ダイエット レシピ」や「ダイエット 方法 無料」などが複合キーワードになります。複合キーワードのほうが単一キーワードよりも属性が絞り込まれていますし、入札単価も安価です。

 どのような複合キーワードで検索されているかは、フェレットPLUSのキーワードアドバイスツールで調べることができます。

 

 たとえば「一眼レフ」というキーワードで複合キーワードを調べると、「一眼レフ グリップ」「一眼レフ 初心者」「一眼レフ 価格」「一眼レフ レンズ」「NIKON デジタル一眼レフカメラ」「一眼レフ おすすめ」「一眼レフ 初心者 ランキング」「ミラーレス 一眼レフ」などが検索されていることがわかります。

 これらのキーワードとランディングページの関連性が高ければ高いほどマッチング率が高くなり、キーワードの入札単価も低くなります。そのため、これらのキーワードもランディングページ内に文章として違和感なく盛り込んでください。

ただキーワードを羅列しただけではマイナス評価になってしまうので注意しましょう。

 

■リスティング広告の文字数

【Yahoo!プロモーション広告の場合】

タイトル文字数:15文字以内(半角全角いずれも1文字)

説明文 文字数:入稿画面に応じてどちらかの規定通りに作成。33文字以内もしくは上段19文字以内+下段19文字以内

 

【Google AdWords(グーグルアドワーズ)広告の場合】

タイトル文字数:全角12文字(半角25文字)以内

表示URL:全角17文字(半角35文字)以内

説明文:上段全角17文字(半角35文字)以内+下段全角17文字(半角35文字以内)

 

 「カメラ」だけでなく、他の関連キーワードも含めていろいろ調べてみます。

 その際、需要のあるキーワードとそうでないキーワードの違いも意識して入札します。たとえば2つのキーワードがあったとします。どちらが需要の多い、つまり売上に結びつきやすいキーワードでしょうか。

 

「一眼レフ 操作方法」

「一眼レフ 価格」

 

 「一眼レフ 操作方法」を検索する人は、そもそも操作方法が知りたいのですから、すでにカメラを持っていることが予想されます。したがって、このキーワードで検索した人の見込客リストを集めても、バックエンド商品であるカメラを購入する確率はゼロはないにしても低いと予想できます。

「一眼レフ 価格」で検索している人はカメラの値段を知りたいわけですから、これから購入する可能性が高いと予想できます。特にリスティング広告を使って属性を集める場合は、できるだけ売上に結びつきやすいキーワードで検索してくるユーザーを集めることが大切です。

 

■フェレットPLUS(http://tool.ferret-plus.com/)

(650×)Ferret

 

 

販売した商品に”案内状”を同封して情報を伝える

 次に有料広告や無料媒体を使わずに属性の一致した見込客リストを集める事例を紹介します。まず最初から商品を安く販売してしまい、その購入者をランディングページに誘導して見込客リストを集めていく手法になります。

この方法はヤフオク!などのネットオークションやAmazon(アマゾン)などで使う事ができます。

 

 まずAmazon(アマゾン)やヤフオク!などで本を出品します。この本は新品ではなく、ブックオフなどの古本店で売られている中古の本でOKです。たとえばカメラの中古の本を100円で購入し、アマゾンやヤフオクに10円で出品します。

その本が購入もしくは落札されたら、その本を購入者または落札者に発送します。まずはこれでカメラに興味がある人の住所や名前などの情報が入手できます。ここまではごく普通の取引です。

もちろん、これだけでも充分見込客リストとして価値があるのですが、これでは一番欲しいメールアドレスが入手できません。そこで購入者に本を発送する際に、ランディングページのURLを記載した用紙を1枚、購入特典として同封します。

これなら購入者は、ただでさえ安く本を購入できた上に、さらに購入特典としてプレゼントがもらえるので高い確率で登録してくれます。これでメールアドレスが取得できます。

100円で購入した本を10円で売ったので差額の90円が獲得コストとなり、属性が一致してさらにお金を支払ったことがある極めて質の良い見込客リストを入手できたことになります。

 

 この方法は多少の手間はかかりますが、非常に質の高い見込客リストを安価に取得することができます。

たとえば税理士の方が新規顧客を開拓するために、会社設立や企業方法の本などを10円で出品して購入者に起業や会社設立のアドバイスしながら新規顧客を獲得することも可能性ですし、ガーデニングのネットショップ運営者がガーデニングの図解本を出品してガーデニングに興味がある見込客リストを集め、バックエンド商品でネットショップに誘導するという集客方法も可能です。

 

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▲Yahoo!JAPANが運営する日本最大級のネットオークションサイト。あらゆる商品が出品されておりその出品者や落札者の評価や過去の出品、落札商品を調べることで属性も細かく把握できる。

 

 

 

 

[最終更新日]2016/06/09