仮想通貨「Shiba Inu(SHIB)」とは?
Shiba Inu(SHIB)とは、2020年8月に「Ryoshi」という開発者が発行した仮想通貨です。
柴犬のロゴやティッカーシンボルからも分かるように、ミームコイン(ネット上で拡散されるネタ画像にインスパイアされた仮想通貨)の一種です。
特に、ドージコイン(DOGE)のパロディーとして作られたと言われています。
しかし、Shiba Inu(SHIB)は、単なるネタコインではありません。
イーサリアムのブロックチェーンを利用しており、DEX(分散型取引所)やNFT(非代替性トークン)などの機能を持っています。
また、SHIB以外にもLEASH(首輪)やBONE(骨)というトークンがあり、それぞれ異なる役割を果たしています。
このように、Shiba Inu(SHIB)は、自らのエコシステムを構築している仮想通貨です。
Shiba Inu(SHIB)の価格は、2021年4月から急上昇しました。
そのきっかけは、テスラのCEOであるイーロン・マスク氏がドージコインに言及したことでした。
その影響で、ドージコインに似たミームコインにも注目が集まり、SHIBも大きく買われました。
また、世界中の主要な取引所に上場するニュースも価格上昇に寄与しました。
2021年10月には、最高値を更新しましたが、その後は下落トレンドが続いています。
Shiba Inu(SHIB)の今後の見通しは、様々な要因に左右されると思われます。
例えば、イーロン・マスク氏や他の著名人の発言や行動は、相場に大きな影響を与える可能性があります。
また、国内での上場先が増えたり、メタバースやステーブルコインなどの新しいプロジェクトが進められたりすることも、価格上昇の材料になるかもしれません。
一方で、注意点もあります。
Shiba Inu(SHIB)は、値動きが荒くて不安定感があることや、発行量上限が多いことなどが挙げられます。
また、ミームコインという性質上、流行り廃りが激しい可能性も否定できません。
仮想通貨「Shiba Inu(SHIB)」が対応しているウォレット
仮想通貨「Shiba Inu(SHIB)」は、Ethereumネットワーク上で発行されたERC-20トークンです。
そのため、Ethereumネットワークに対応したウォレットであれば、SHIBを保管することができます。
例えば、以下のようなウォレットがあります。
MetaMask(メタマスク)
ウェブブラウザにインストールできる拡張機能型のウォレットです。
Ethereumネットワークにアクセスするためのインターフェースとしても機能します。
Trust Wallet(トラストウォレット)
スマートフォン用のアプリ型のウォレットです。SHIB以外にも多くの仮想通貨をサポートしています。
Ledger Nano S
ハードウェア型のウォレットです。
USBデバイスに秘密鍵を保存することで、オフラインで安全にSHIBを管理できます。
これらのウォレットは、SHIBを送受信する際に必要な手数料(ガス代)を支払うために、ETH(Ethereum)を保有しておく必要があります。
また、SHIBを購入する場合は、取引所やDEX(分散型取引所)などでETHと交換することができます。
仮想通貨「Shiba Inu(SHIB)」は、犬種の柴犬をモチーフにしたミームコインです。
価格変動が激しいため、投資する際には自己責任で行うようにしましょう。
仮想通貨「Shiba Inu(SHIB)」のステーキング方法
SHIBをステーキングするというのは、SHIBを一定期間ロックして、報酬として利息や他のトークンを得ることです。
ステーキングは、仮想通貨の価値が上下するリスクがありますが、不労所得を得ることができるメリットもあります。
SHIBをステーキングする方法は主に2つあります。
1つ目は、Shiba Inuのエコシステムで提供されている分散型取引所(DEX)であるShibaSwapを利用する方法です。
ShibaSwapでは、SHIBを「BURY」という機能でステーキングすることができます。
BURYでは、SHIBをロックすると、推定年利率3.67%〜5.25%(変動あり)の利息としてSHIBがもらえます。
また、Shiba Inuのエコシステムで使われる他のトークンであるLEASHやBONEも一定割合で報酬としてもらえます。
BURYでは、30日間は引き出し手数料が33%かかりますが、30日間経過すると手数料は0%になります。
2つ目は、国内で唯一SHIBを取り扱っている仮想通貨取引所であるBITPOINT(ビットポイント)を利用する方法です。
BITPOINTでは、SHIBを「レンディング」という機能でステーキングすることができます。
レンディングでは、SHIBをロックすると、推定年利率1.5%(変動あり)の利息としてSHIBがもらえます。
レンディングでは、最低ロック期間は7日間で、7日間経過するといつでも引き出すことができます。
以上が、仮想通貨「Shiba Inu(SHIB)」のステーキング方法の具体的な説明です。
SHIBをステーキングする場合は、自己責任で行うことや、リスクやメリットをよく理解することが重要です。
また、仮想通貨の価格や利回りは常に変動することに注意しましょう!
仮想通貨「Shiba Inu(SHIB)」をステーキング以外で稼ぐ方法
ステーキング以外にも、SHIBを稼ぐ方法はいくつかあります。
トレード
SHIBは多くの取引所で取引されており、価格の変動によって利益を得ることができます。
しかし、トレードにはリスクも伴うので、必ず自己責任で行いましょう。
レンディング
SHIBをレンディングプラットフォームに預けると、利息を受け取ることができます。
利息のレートはプラットフォームによって異なりますが、一般的には年利数パーセント程度です。
エアドロップ
SHIBの開発者は時々、コミュニティにエアドロップを行っています。
エアドロップとは、無料でトークンを配布することです。
エアドロップに参加するには、特定の条件を満たす必要があります。
例えば、SHIBを保有していることや、特定のウォレットやSNSを利用していることなどです。
NFT
SHIBはNFT市場にも参入しており、柴犬に関連したアート作品を購入したり販売したりすることができます。
NFTとは、唯一無二のデジタル資産のことで、ブロックチェーン上で所有権が証明されています。
NFTは人気が高まっており、高額で売買されることもあります。
以上が、仮想通貨「Shiba Inu(SHIB)」をステーキング以外で稼ぐ方法の一例です。
仮想通貨「Shiba Inu(SHIB)」を扱っている海外の取引所
どのような海外の仮想通貨取引所でShiba Inuを扱っているのでしょうか?
CoinMarketCapによると、以下のような取引所でShiba Inuを購入することができます。
Binance(バイナンス)
OKX(オーケーエックス)
Deepcoin(ディープコイン)
Bybit(バイビット)
KuCoin(クーコイン)
これらの取引所は、Shiba Inuの取引量や流動性が高いという特徴があります。
しかし、それだけに詐欺やハッキングの標的にもなりやすいというリスクもあります。
そのため、これらの取引所でShiba Inuを購入する場合は、以下のような点に注意しましょう!
①取引所の信頼性や評判を確認する
②取引所のセキュリティ対策や保険制度を確認する
③取引所の利用規約や手数料を確認する
④取引所に登録する際に必要な本人確認やKYC(Know Your Customer)を行う
⑤取引所に資金を預ける際には2段階認証や冷却期間などを設定する
⑥取引所から自分のウォレットにShiba Inuを移動させる
以上が、仮想通貨「Shiba Inu(SHIB)」を扱っている海外の仮想通貨取引所と注意点についての解説でした。
仮想通貨「Shiba Inu(SHIB)」を扱っている日本国内の取引所
日本国内で取り扱っているのは、2022年11月30日に上場したBITPOINTだけです。
BITPOINTは、金融庁から第一種金融商品取引業者の登録を受けた、東証プライム市場上場のSBIホールディングス株式会社のグループ会社です。
BITPOINTでは、Shiba Inu(SHIB)を日本円やビットコインなどと交換することができます。
また、口座開設や入出金などの手数料は無料です。
仮想通貨「Shiba Inu(SHIB)」を無料で手に入れる方法
残念ながら、SHIBを完全に無料で入手する方法はありません。
しかし、少額の投資や労力でSHIBを獲得する方法はいくつか存在します。
ここでは、その中から3つの方法を紹介します。
1. SHIBを購入する
最もシンプルな方法は、SHIBを購入することです。
SHIBは、BinanceやOKXなどの大手取引所で取引されており、日本円やビットコインなどと交換することができます。
購入する際には、取引所の手数料や為替レートに注意してください。
また、購入したSHIBは、安全なウォレットに移動させることをおすすめします。
2. SHIBをマイニングする
マイニングとは、仮想通貨の取引を承認し、新たなコインを発行することです。
SHIBはEthereumベースのトークンなので、Ethereumのマイニングに参加することでSHIBを獲得することができます。
しかし、Ethereumのマイニングには高性能なコンピューターや電気代が必要です。
また、Ethereumは近い将来、マイニング方式からステーキング方式に移行する予定です。
そのため、マイニングでSHIBを得ることは難しくなる可能性があります。
3. SHIBをエアドロップで受け取る
エアドロップとは、仮想通貨のプロジェクトが宣伝やユーザー獲得のために、無料でコインを配布することです。
SHIBも過去にエアドロップを行っており、Ethereumの創始者であるヴィタリック・ブテリン氏に50%の供給量が送られました。
ブテリン氏はその後、その大部分を慈善団体に寄付しましたが、一部は一般のユーザーにエアドロップされました。
今後もSHIBのエアドロップが行われる可能性がありますが、その条件や方法は事前に公表されません。
そのため、エアドロップを受け取るためには、常に情報収集をチェックしておく事が必要です。